弊社では、DXに課題を感じている中小企業の経営者へお声掛けできるようになること、あるいはDXを話題とした会話でも苦手意識をもたずに受け答えできるようになる知識習得のため2022年1月から試験を実施しています。
金融機関自体のDXではなく、「営業店の行職員が取引先のDXを推進するためのスキル」を問うため、行職員の皆様の実務に役立つ内容が評価され多くの金融機関にご採用をいただいています。
銀行業務検定試験 CBT 「DXサポート」試験の概要
1.試験目的
金融機関の渉外担当者・初級管理者を対象に、取引先企業のDXを推進するために必要とされるDXの基礎知識から、DX導入にあたり金融機関支援としてのアドバイスポイントなどの実務知識について、その習得程度を測定します。
2.実施方式
CBT方式(全国に約300会場ある㈱CBT-SolutionsのCBTテストセンターでのPCによる受験です。受験者は好きな日程・時間での受験が可能です)
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3.出題形式
三答択一式 50問(各2点) 計100点満点
4.合格基準
100点満点中70点以上
5.試験時間
1時間(60分)
6.受験料
4,950円(税込)
7.学習用教材
【問題集】
銀行業務検定試験 CBT実施「DXサポート」対策問題集⇒詳細はこちら
8.試験範囲
DXの基礎知識/DX導入に必要な考え方/DXを推進するための組織づくり・人づくり/取引先に対するDX支援アドバイスポイント
9.サンプル問題
【問1】DXの進め方に関する記述について,適切でないものは次のうちどれですか。
⑴ DXについて考える際は、まず企業の強みを考え、それをどのようにDXで改善するかという手順で進めるとよい。
⑵ 製造業、流通業、サービス業の場合は、品質(Quality)、コスト(Cost)、納期(Delivery)を軸に強みを見出していくと企業価値を高めやすい。
⑶ DXを手段として事業や業態の転換を実現していく際は、株主の視点を具現化することが重要である。
正解:⑶
【問2】DXに対するマインドシフトに関する記述について,適切なものは次のうちどれですか。
⑴ DXを成功させるには,従業員のDXに関するマインドシフトを行ってからデジタル化を進めることが必要である。
⑵ 今までのやり方を変えたくない人が多いと,無理にデジタル化を進めても導入したシステムを使ってもらえない場合がある。
⑶ デジタル化にあわせて,外部からオープンマインドを持つ新たな人材を採用しても,マインドシフトを意識的に起こすことはできない。
正解:⑶
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