テーマ:顧客アドバイスに直結する マーケットの見方・資産運用の考え方
日 時:2023年1月14日(土) 9:30~12:30
講 師:伊藤 亮太 氏(スキラージャパン株式会社 取締役/CFP)
受講料:4,400円(税込)
10月20日の東京市場でドル円は32年来の安値水準である1ドル150円に到達しました。
このままさらに円安と思いきや、11月中旬には140円を割り込む急速な円高となりました。
11月11日の1日だけで7円以上の円高です。
円安、円高と相場変動が激しい昨今ですが、ほんの1年前はいくらだったか覚えておりますでしょうか?
そして昨今の円安、円高どちらも各国の金利差、物価指数が大きく関係していますよね。
日頃金融に携わっている皆様ならご存知のはずです。
これまでアメリカは空前のインフレ抑制のために金利を上げ続けていきました。
マイナス金利を継続している日本との金利差拡大により、ドルが買われ円安ドル高となっていたわけです。
11月中旬に円高に振れた理由も同様ですよね。
アメリカの消費者物価指数(CPI)が市場の予想を下回ったことから、インフレは収まったという見方になりました。
インフレが収まればこれ以上金利は上がらないため、以前よりドルが買われなくなり、ドル安(円高)になったという見解です。
上記も日頃から意識をして過ごしているベテランの方にとってみれば簡単かもしれません。
ですが、若手、中堅の方々は明日上司に突然円相場や株価を聞かれて答えられる自信はありますか?
また、マネジメント層の方々は部下に要因をきちんと説明できる自信はありますか?
私も昔新人の頃、朝礼で突然先輩に振られてまともに答えられず恥をかいたことを覚えています。
時代変わった今でも、頓珍漢な相場観を回答する若手職員が散見されるともよく人事研修関係の方々から伺います。
資産形成の意識も数年前と比べると高まってきましたが、先行き不透明な金融環境に不安を抱いているお客様も多いと思います。
本セミナーは年明けすぐの開催となります。
この機会に受講して、2023年はさらにお客様から信頼される金融パーソンを目指していただけたら幸いです!
ちなみに冒頭で触れたドル円相場、1年前の今頃は1ドル113円前後で推移していました。
たったの1年で30円以上円安に振れるって恐ろしいですよね…。
コロナと円安。果たして庶民の私が海外旅行に行ける日は訪れるのでしょうか…。
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