第5回 2022年度スキルアップWEBセミナーのご案内

2022年10月11日

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テーマ:徳川家康の組織づくり、人づくり~タヌキおやじは温情上司か、冷徹上司か

日 時:2022年11月19日(土) 10:00~12:00

講 師:渋井 真帆 氏(エムエス研修企画 取締役)

受講料:4,400円(税込)

「いさめてくれる部下は、一番槍をする勇士より値打ちがある。」

徳川家康の名言の一つです。

現代の会社経営に当てはめると、ガバナンスが行き届いていないワンマン経営ではなく、部下の忠告、提案にも耳を傾けて軌道修正を行うバランス感覚の優れた経営者といったところでしょうか。

「したたかさや」、「冷徹さ」のイメージが強い家康ですが、実は部下を大切にしていたと言われています。
それは豊臣秀吉が徳川家の忠誠心の強さに絶句したという話などにも表れているのではないでしょうか。

また、家康は組織づくりにおいては、人を大事にすることが重要だと幼少の頃から見抜いていたのではないかという有名な話があります。

河原で行われた赤白(赤100人、白50人)に分かれた少年たちの石合戦を見た家康(当時の名は竹千代で9歳)は、2つのチームを観察した後、人数で圧倒的不利の白チームが勝つと答えました。お供の者たちは当然数的有利の赤チームの勝ちを予想。

結果はなんと家康の予想通り白チームの勝ち。

大人数側の赤チームは数に頼って少人数側を侮り、少人数側の白チームは数の劣勢ゆえに仲間が協力し合っている点を瞬時に見抜いたからだと言われており、その洞察力でお供の者たちを驚かせたようです。

非情な決断を下し、一見「冷徹」に見える行動の裏側には、実は人を大切にする「温情さ」が隠されているのかもしれませんよね。

徳川家康の数々の逸話は、会社経営においても、1部署単位でのマネジメントにおいても、或いは1人の組織人としての処世術にも活かすことができると言えます。

人を大事にしたから200年以上も徳川幕府が続いた。

会社も人を大事にする組織が、結局のところ持続的発展を遂げるのではないでしょうか。

好き嫌いの評価が分かれる徳川家康。皆さんは「温情」だと思いますか?それとも「冷徹」だと思いますか?

 

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