定期刊行誌「銀行法務21」「JA金融法務」「金融・商事判例」の2019年7月号のご紹介です。

2019年06月28日

 定期刊行誌7月

オリンピックまであと1年となりました。
チケットの予約抽選の発表は、皆さんの周りでも話題になったのではないでしょうか。
暑さに負けず、熱く盛り上げていきましょう。

さて早速ですが、7月1日発刊の当社定期刊行誌3誌7月号についてご紹介いたします!

『銀行法務21』7月号
銀法2019年7月844号

☆今月の解説☆
受益者連続信託の活用と注意点――東京地裁平成30年9月12日判決を踏まえて

民事信託で跡継ぎ遺贈型の受益者連続信託を活用し、それが紛争化した事案にかかる裁判例を取り上げます。
判決のポイントや金融機関として、どのような点に注意すべきであるか等を解説します。

☆TOPIC☆
「人生100年時代」の金融商品販売業務

「人生100年時代」に対応したライフプランニングや年齢層別のアドバイスのポイントについて解説するとともに、顧客本位の業務運営原則を踏まえた利益相反の管理や説明義務などについても解説します。

それ以外に、今月から新連載として「知っておきたい 外国人への接遇のポイント」がスタートします。
入管法の改正、東京オリンピックなど、外国人の方への対応が求められる機会が多くなると思われますので、ぜひご覧ください。

次は『JA金融法務』のご紹介です。

『JA金融法務』7月号
JA2019年7月586号

☆特集☆
JA職員が知っておきたい 住宅ローンのポイント
①住宅ローンを取り巻く現状
②押さえておきたい各種優遇制度
③ライフステージ別 推進時の声かけ

個人ローンのなかでも融資額の大きい住宅ローンについて取り上げ、推進時のポイントをまとめています。
住宅ローンを組んだ際に活用できる各種優遇制度などを整理し、組合員・利用者のライフステージに合わせた住宅ローンへの声かけ事例を解説していきます。

☆新連載☆
初めて学ぶ人のための 投資信託取扱いコンプライアンス

様々な法律やルールが定められている投資信託の取り扱いでは、十分なコンプライアンス意識が期待されます。
営業店で気をつけたいポイントを、実務に落とし込んで解説していきます。

他にも、「こころと身体のバランスのために メンタルヘルスケア入門」が新連載としてスタート。
職場でストレスにお悩みの方へ、メンタルヘルスのケアについて学べるコラム記事です。

最後は、『金融・商事判例』です。

『金融・商事判例』1569号
金判2019年7月1日号1569号

金融・商事判例1569号では、相続財産についての情報と個人情報保護法2条1項にいう「個人に関する情報」(最一判平成31・3・18)、ならびに養親の相続財産全部の包括受遺者が提起する養子縁組の無効の訴えと訴えの利益の有無(最三判平成31・3・5)、の2本の最高裁判決を掲載しています。
最一判平成31・3・18では、個人情報の該当性の基本的な考え方が示されており、最三判平成31・3・5では、養親の相続財産全部の包括遺贈を受けたことが養子縁組無効の訴えについて法律上の利益があるかの判断がなされています。
いずれも金融実務上、重要な判断がされています。

本誌では、決済手段の多様化・複雑化によるトラブルや、AIにおける投資判断によるトラブルなど、Fintechに関連する判決に注目していく予定です。
1569号の巻頭言では、資金決済法の立法に関与された堀天子先生に、資金決済手段の多様化に関する法的な論点を俯瞰していただいております。
多様化する金融・商事分野を幅広く捉え、現代のビジネスの参考となる判決を掲載してまいります。

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