デジタル変革が求められる今、取引先のサポートを行うためには、従来のような取引先の財務指標を基にした経営評価スキルだけではなく、データ活用を基にしたDX推進支援スキルが求められています。
弊社では、知識として持っているITの知識を取引先のコンサルティングに活かすために必要な実践応用力を身につけるために2024年6月から銀行業務検定試験「DXビジネスデザイン」を実施いたします。
銀行業務検定試験「DXビジネスデザイン」の概要
※動画での試験概要案内はこちら
1.試験のねらい
金融機関行職員を対象に取引先のDX推進を支援するために必要となる「ビジネスモデルの理解」「データ分析・活用」「デジタル技術」の基本知識と、それらを活用しコンサルティングを行うための実践応用力について、その習得程度を測定します。
2.実施時期
2024年6月 新規・特別実施 以降、毎年3月実施
3.出題形式
四答択一式 35問(各 2点) 記述式 2題(各15点)
4.合格基準
100点満点中60点以上(試験委員会にて最終決定)
5.試験時間
120分
6.受験料
7,150円(税込)
7.出題範囲
(1)顧客ビジネス理解
経営理念/提供価値の整理(3C・STP・MM)/経営資源の整理(技術資源分析・商品分析・営業分析・財務分析)/強みと弱みの分析(バリューチェーン・VRIO分析)/マクロ環境の分析(PEST分析)/業界構造の把握(5F)/今後の方向性の検討(クロスSWOT分析)/ビジョンを描く(ビジネスエコシステム・外部パートナーとの協力・BMC・KGI)/ビジョン実現のための方策(KPI・BSC) 等
(2)データ分析
データ分析の手順/データの種類/データの取扱い/データ分析の代表的手法/データ集計/データ可視化/データ加工/検定 等
(3)デジタル技術
クラウドコンピューティング/IoT/人工知能(AI)・機械学習/ブロックチェーン技術/AR・VR/ビッグデータと分析/3Dプリンティング/モバイル技術・アプリケーション 等
(4)DXの取組み
ビジネスモデルの変革(eコマース・サブスクリプション・プラットフォーム・シェアリングビジネス・マッチング)/売上拡大のためのDX(CRM・MA・デジタルマーケティング・SNS活用)/社内プロセス改善のためのDX(デジタルBPR・コラボレーションツール・BIツール・プロセスインフォマティックス)/金融機関のDX 等
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8.学習用教材
『銀行業務検定試験 DXビジネスデザイン 公式テキスト&問題集』
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